
この記事で分かること
余分なお金を掛けずに備蓄する方法
今回は防災初心者にオススメの非常食の備蓄方法
ローリングストック法
こちらを解説しようと思います。

必殺技みたいなネーミング。。。
ある意味必殺技です。

実際、防災の意識を高く持って、
準備している人なんているの?

お金かけたくないけど、ちょっと心配。。。


うちはまだ何もしてない。。。
逆に言えば半数の方はまだ防災に対して何もしていないのです。
焦らず、出来ることから始めていきましょう!
ローリングストック法の活用【備蓄のやり方】
防災において、準備する優先順位は次の通りです。
- 携帯できる防災セット
(カバンにしまえるサイズ) - 持ち出し用防災セット
(3~1週間、避難先で使用するセット) - 備蓄品
(主に自宅避難で使用)
災害の状況次第では、避難を最優先しなければならないことも考えられます。
逃げ遅れてしまっては、取り返しがつかないです。
持ち出せる可能性の高い物から順に備えるようにしましょう。

第一に身の安全を確保してから、避難への行動を取りましょう。
備蓄品は量が多く、揃えるのに費用がかかります。
もしもの時の為に備えるはずが、家計を圧迫してしまっては大変です。
そこで登場するのが、ローリングストック法です。


日常生活で消費するものはローリングストック法で備える
ローリングストック法は、言葉の通り、ストック(備蓄)をローリング(回転)すること。備蓄した食品を定期的に消費し、食べた分だけ買い足していく方法です。
引用:無印良品 くらしの良品研究所
図に表してみるとこんな感じ。↓
普段、生活する中で買っているものを、最初に多く買っておきます。
そして、使った分をまた買い足して、常に家にストックがあるようにする方法です。

いつも似たようなことしてるけどな~
出来る主婦の方などは自然と実践されている方もいらっしゃるでしょう。
しかし、防災の観点から言うと、少し危険です。
例えばですが、

いつもなら買い物に行っている日だけど、忙しくて行けなかった。
働くママは特に忙しく、こういう事って多くなりますよね??
ただ、こんな日が数日続き、家にある食料がなくなってしまったとします。
これ自体はなにも悪くはありませんが、これだとローリングストック法が成り立ちません。
なぜなら、このタイミングで災害が起きてしまったら、備蓄できていないのと同じになってしまうからです。

ここで大切なのが、お買い物のルールを決めることです。
冷蔵庫の大きさを確認し、備蓄できる量をあらかじめ決めましょう!
1週間分過ごせる量があれば理想的かと思います。
賞味期限や消費期限の近いものから使えば、期限切れの心配をする必要もないので安心です。
何よりいつものお買い物の延長線上なので、負担も少なく始められますね!
ローリングストック法に向いているもの
ローリングストック法に向いているのは、
【いつも一定の量を一定の期間で消費していくもの】
です。
保存できる期間の長いものは、期限の半年~1年前から使い始めましょう。
保存水などはかなりの重量があるので、ネットで注文すると、普段のお買い物が楽になります。
スマホのカレンダーアプリなどに、使用し始めるタイミングを入れておけば、忘れることもありませんよね!
備蓄品の備え方
災害はいつ起こるか分かりません。
南海トラフ大地震を例に見てみましょう。
南海トラフの巨大地震が今後30年以内に起きる確率について政府の地震調査委員会は、これまでより高い「70%から80%」に見直し、新たに公表しました。
引用:NHK 災害列島 南海トラフと根室沖の巨大地震 発生確率80%に
まだ30年もあるではなく、今この瞬間にも起きる可能性があるという事です。
それこそ、「備蓄品を購入しようかな~」
と思った数日後に大規模災害が発生する可能性も十分にあり得ます。
このリスクをおさえておくために、
②避難の長期化に備えて、残りはローリングストック法で備える。
この方法ががおすすめです。
大量に備蓄品を用意する必要もなくなり、負担も減ります。
備蓄品 | 最初に備える(3日間用) | ローリングストック(残り4日分用) |
非常食、保存水、簡易トイレ、ウェットティッシュ、歯磨きシート、 水なしシャンプー、ウォーターバッグ、カセットコンロなど | 非常食、保存水、カセットボンベなど |
備蓄品に関してはこちらの記事を読んでみてください。



まとめ
ローリングストック法はいかがでしたでしょうか?
まずはできることから、なるべく早く取り掛かることが大切です。
やってみて気づくこともあります。
防災意識を高めることにもつながりますので、せっかく踏み出した1歩を大切にしましょう!

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