一次避難の持ち物は?何が必要?二次避難所などとの違い

1次避難に必要な持ち物は何?

と言う質問をよく受けます。

1次避難でもっとも、優先しなければならないことは「命を守る」ことです。

防災士まっぷ
この時に必要な物は「命を守るための最小限の持ち物」と、必然的になってきます。

そうは言っても、どんな物が必要最小限なのか具体的に知っておきたいですよね。

そこで、一次避難時に必要な持ち物をご紹介します!

さらに、一次避難所と二次避難所の違いを分かりやすく解説しておきますので、参考になれば幸いです。

一次避難持ち物

冒頭でもお伝えしましたが、一次避難時に必要な物は「命を守るための最小限の持ち物」になります。

最低1日、生き延びるための品物があれば十分なのです。

その根拠は、一次避難所に辿り着けば、雨風を凌ぐことができます。

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そして、食料などの支援を受けることができるからです。
悩みん
そうなんだ、なら最低限でいいですね!

では、具体的に必要なものをご紹介していきますね。

貴重品としては、次の5つが最低限必要です。

自販機などを使う場合小銭があった方が便利で、避難時は徒歩避難が原則なので車や家の鍵は持っておかないといけません。

常時携帯していれば大丈夫ですが、不安な場合は予備キーを作っておくとよいです。

運転免許証や健康保険証は身分証明書として利用できますし、通帳や印鑑もなくなると困るので持ち出した方が良いでしょう。

・現金(小銭もあった方が良い)
・車や家の予備キー
・運転免許証
・健康保険証
・預金通帳
・印鑑

情報収集アイテムとしては、携帯電話・携帯ラジオは必須として充電器や予備の電池もお忘れなく。

連絡先リストが必要な理由は、親戚や知人の電話番号を覚えている方は少ないからです。

自分の携帯電話が使えなくなった時、このリストがあれば連絡を取ることができるので、普段から用意しておきましょう。

・携帯電話+充電器
・携帯ラジオ+予備の電池
・連絡先リスト(紙ベース)

さてここからは普段から非常用持ち出し袋などに用意しておきたい、食料・飲料水・便利品などをご紹介します。

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食料はとりあえず1日凌げる量があれば大丈夫ですが、少しはあると安心ですね!

最近では非常用の缶詰が、クオリティが高いのでおススメですよ。

飲料水も多くは持って逃げることはできないので、500mmのペットボトル1本もしくは2本までです。

ここでの注意点は重たくならないこと!

命を守るために逃げる時の荷物は、軽くすることが重要ですからね。

・パンの缶詰など非常食用缶詰
・500mmペットボトル

用意しておきたい便利グッズは次のとおりです。沢山のグッズを持ち出すことができれば良いと思われがちですが、一次避難所ではこれらの物があれば十分ですよ。ここでも荷物をできるだけ軽くすることが、命を守るために必要と考えてくださいね。

・懐中電灯+予備の電池
・万能ナイフ(ナイフ・缶切り・栓抜きなどが一緒のナイフ)
・使い捨てカイロ
・ビニール袋(Mサイズと3Lサイズ)
・マスク(10枚程度)
・アルミ製保温シート
・レジャーシート
・軍手か皮手袋
・マッチかライター
・ロウソク(小5本程度)
・レインコート
・靴下+下着
・簡易トイレ
・ウエットティッシュ
・救急セット
・ティッシュ
・タオル

最後に個人の状況で必要になるものとして、女性には生理用品、赤ちゃんには紙おむつや粉ミルク、既往症のある方はお薬が必要ですね。

これらは、個人個人の状況に合わせて用意しましょう。

・生理用品
・紙おむつ
・粉ミルク
・持病の薬

一次避難所と二次避難所の違い

ところでみなさんは、一次避難所と二次避難所の違いを把握されていらっしゃいますか?

悩みん
どちらも「避難所」なので、呼び方が違うだけで同じ意味じゃないの?
防災士まっぷ
ところが、二次避難所に真っ先に避難することはできないのです。

先ずは一次避難所に逃げ込んで、その後「災害時要配慮者」と呼ばれる方が優先的に、二次避難所に移動する仕組みになっているのです。

そしてこの仕組みは、各自治体の防災計画に準じて行われることとなっています。

項目一次避難所二次避難所
施設を設置する目的災害によって自宅に留まることが不可能になる、または、不可能となった被災者に対して、宿泊や食料の支援などの救援救護を実施するために開設する施設一次避難所に避難した被災者の中で、高齢者や障がい者の方などの内、一次避難所では避難生活が困難と判断される方達を、優先的に避難させる為の施設
開設される時期災害が起きて直ぐ一次避難所が開設された後
対象者・地域の居住者

・在勤、在学者

・帰宅困難者

・その他避難区域内に滞在 する者

・要介護1から3に認定されてい  る地域内に在住する高齢者、支 援者(家族)

・障がい者と支援者(家族)

・妊産婦、乳児およびその保護者

※【注意】細かい取り決めは各自治体によって異なります。

開設される施設小中学校など自治体が指定する施設文化センターや福祉会館など、自治体が指定する施設

一次避難所とは

災害時に真っ先に逃げ込む施設が、一次避難所となります。

「一時避難場所(いっときひなんばしょ)」と間違われる方が多いのですが、一時避難場所には建物はなく本当に取敢えず避難しておく場所なので、ご注意ください。

先の表にある通り、災害によって自宅に留まることが不可能な方が避難する所で、宿泊や食料の支給などが行われる施設が一次避難所なのです。

この避難所には災害時に地区内に滞在している、全ての方が避難することが可能となっています。自宅に帰れなくなった方や、会社や学校に滞在している方も利用することが基本的に可能な施設なのです。

二次避難所とは

それでは二次避難所はと言うと、一次避難所に避難した方の中で、高齢者・障がい児者・妊産婦・乳幼児・病弱者の方など、災害時要配慮者と呼ばれる方達が優先的に避難する施設となります。

防災士まっぷ
別の呼び方では「福祉避難所」とも呼ばれていますから、こちらの名称の方がしっくりくるかも知れませんね。
悩みん
確かにしっくり。。。

また、二次避難所は一次避難所と同時に開設されることはありませんので、この点も注意が必要となります。

一次避難所を開設した後に、災害の規模・避難者の数・予想される避難期間などによって、各自治体の防災計画に基づいて二次避難所は開設されます。

つまり災害直後は避難者全員、一次避難所に避難することとなっているのです。

一次避難持ち物まとめ

長くなったのでまとめます!

・いのちを守る行動である、一次避難の持ち物は軽く最低限
・家族の状況でも持ち物は変わる
・避難は一次避難所から
こういうセットに足らないモノを足すのもおすすめです!